独学10年。社会に出てから大変だった事ワースト6選
人生哲学、生き方, 独学・ホームスクーリング

独学10年。社会に出てから大変だった事ワースト6選

「大学はどちらですか?」

「いえ、実は僕、大学行ってないんですよ」

「えっ?」

そんなやりとりを何回重ねたことか。

統計的に見ると、日本の総人口の半分ぐらいは大学に行ってないらしい。

つまりそんなに珍しいはずではないのだけど、東京という土地柄なのか、同年代の人がみんな行っているからなのか、必ず決まって聞かれます。

独学はいい点も悪い点もあるし、向かない人は多いと思うので、手放しでオススメはできません。

自分で一旦考えを整理する意味も込めて、過去10年ぐらいを振り返ってみようと思います。今絶賛引きこもり中の方、ホームスクーリングを始めようと思っている方、不登校で困っている親御さん、学校行かないとどうなるのか単純に興味がある人。ぜひご一読下さい。

 

1、コミュ障になる。周りの会話に合わせるのが大変。

はい、これ一番大変です。

学校の弊害って色々あるとは思うのですが、逆にいい点としては好きでもない人と3-40人くらい一つのクラスにまとめられ、否が応でも会話しなきゃいけないって事かなと思います。見方によっては、コミュ力の特訓場みたいな所でもあるのかな、と。

もちろん、敬語を身につければ普通に最低限の会話はできるのですが、「普通に仲良くなろう」って思った途端に難しくなります。

つくづく思うのは、コミュニケーションって同じ常識を持っていないと成り立たないんだな、ということ。

  • 年齢が1歳離れただけで「先輩・後輩関係」を意識して話さないといけない。
  • 同世代の人なら誰でも知ってるギャグや漫画を知らないので、話についていけない
  • 共通の話題を探すのがとても難しい。というより皆無だったりする。仲良くなるには必須の共感にたどり着けない。
  • 褒められたらとりあえず「いや、全然、、」って否定する、など会話の定型文を知らないので、怪訝な顔をされる。

こういう小さいけれども大事な常識を一から学ばなきゃいけないので、とても大変ですし、納得いかない事も多いです。

僕はそれを克服しようと、最初の仕事は自分にとって一番苦手であろう接客業を選びました。

今でもコミュ力を上げるのは日々の悩みのネタになっています。

 

2、独学し続けるモチベーションを保つのが大変

先生がいるわけでは無いので、サボっても怒られません。

勉強の仕方も、進めるスピードも自分で決めなきゃいけないので、自由すぎて逆に困ります。

僕の場合は英語だったりするのですが、好きな科目はスイスイ進められる反面、苦手な科目は一向に進まず、解けない問題があっても教えてくれる人はいません。

結局図書館に行って調べたり、ネットに頼ったりするのですが、そもそも嫌いな科目なので苦痛です。

僕の場合は長い視点で考えた時に「今サボると将来仕事に就けずにつまらない人生が待っているんだろうな」って事が分かってたので、必死で頑張りました。

 

3、自分の相対的な評価ができないので、漠然とした不安を抱える事になる

僕は自分の偏差値を知りません。

確か中学校あたりの年で英検2級に受かっていたので、もし学校に行っていればクラスで一躍ヒーローになれたのかなぁ、なんて思ったり。

逆に化学は苦手だったのですが、同じ学年の人から見たらどのくらいヤバいのか、なんていう事も分かりません。

全て自分を基準に決めるしか無いので、「英語はもう少し頑張ろう」「これはもういいかな」という線引きを自分でしていくのですが、それが良いのか悪いのかの判断ができず、常に疑ってかかるような状況でした。

でも、良い面もあります。TOEICに挑戦していた時も最初は600点台で、自分の中では大失敗だったのですが、高校1年生ぐらいの点数としては得意になってもおかしく無い数字ではあるので、僕が相対的な基準で判断してたら、あそこで満足して勉強をやめてたかもしれません。

同い年の人から見たら僕の位置ってどうなんだろう?そこそこいい位置に来れているのか?まだまだダメなのか?今でもよく考えるテーマです。

 

4、社会常識を一から学ばなきゃいけないので、日本社会を外国人的な視点で見る事になる

年齢が一つ違うから。ちょっと先に働き始めたから。良い大学に行っているから。後輩だから。お金持ちだから。お世話になっているから。

日本社会にはたっくさん社交辞令や「常識」があります。

多くは学校生活の中で徐々に身につけていくものですが、学校生活に対して完全に無知な僕にとっては謎だらけ。

英語の勉強なんかよりよっぽど難しいです。

年齢で「先輩・後輩」を決めてしまうのもその一つで、自分よりも知識も経験もある先輩を尊敬する、という面はとても共感できるし納得がいくのですが、先輩には良い顔するくせに「年下だから」「後輩だから」という理由で人をぞんざいに扱う人とはうまくやっていけません。

「年下=自分より格下の存在」という認識が絶対的に間違っていると思うので。

別に年下でも自分より多くを成し遂げている人はいるし、そういう、人を年齢という物差しだけで測る考え方は嫌いです。

年齢差別のように受け入れられない社会常識もある中、一つ一つ実体験をしながら学んでいく作業は本当に気が遠くなります。

 

5、「学校行ってない人」という偏見から、社会に出てから疎外感に悩まされる。

「不登校」「引きこもり」「社会的不適合者」「落ちこぼれ」「変人」

学校に行きませんでした、というとマイナスのイメージを抱かれる方は多いです。

上司から、飲みの席で「学校行っていないからヘンチクリンな奴が来るかと思って身構えてたら、意外と普通で驚き、興味本位で採用した」と打ち明けられた事もあります。

僕は高校に行かない代わりに高校程度卒業認定試験(旧大検)を受けた際、会場に来ていた他の不登校仲間?を観察して、見るからに不良、という感じの若者や、何年も外気との接触を立っているのではあるまいか、という見るからに引きこもりの人など。。

「あー、こんな感じの雰囲気の人達と同類だと思われるのか」と合点が行きました。

ただ、最初の印象がマイナスからスタートする分、ちょっとでも「まとも」な振る舞いをすれば全て評価に加点される、という強みもあります!

これはもう、どうにもならないし、一生つきまとう問題なので受け入れるしかないです。

 

6、学歴がないと普通の就活は無理。書類審査すら通らない

普通の就活はできません。

学歴社会になってしまっているので、「学歴不問」で誰でも良いからきてーという募集でないと書類審査すら通らないので、就活のスタートはとても厳しい状況でした。

確かに雇う側からすれば、学歴はとても分かりやすい基準なのでそれをどうこう言うつもりはないのですが、、

ただ、学歴重視の会社に入れたところで、そうでない会社にいた時と比べて苦労するのは目に見えているので、ある意味いいフィルターになってくれているのかな、と思います。

僕の場合は、「学歴不問」で応募している所に頑張って履歴書を10社ほど送ったのですが全て撃沈。(返事すら来ない会社さんもありました)

結局、正社員は諦めて「派遣→正社員」コースを狙おう!という戦術に変え、書類はたくさん落ちたものの、面接2社目で無事採用になりました。

ただ、入社という壁を超えてしまえば、日々の仕事で学歴なんて話題にすらならないので、あとは実力勝負な気がします。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?学生の方、今引きこもっている方。社会に出るとこんな苦労があります。色々と大変ですが、乗り越えるととっても強くなれます!

ほんとは「いい点・悪い点」を比較する記事にするつもりで書き始めたのですが、長くなったので2記事に分けます。

独学はデメリットばかりではなく、実は会社に入った後は最強の経験になる、と思っているのでそれについて詳しく掘り下げようと思います。

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